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映画・音楽・本/2009-03-09:奇跡のリンゴ。 ■2009-03-09 (月) 22:07:15 (5498d)
ずっと気になっていた本。 のんき氏も気になってたので、買って貰うことに。 土曜、散歩がてら本屋に寄った時に買ったのだ。 すげー面白かった。 NHKで放送された話だったようだ。
DVDも出てるみたいなのだ。 おもしろいと思ったところをピックアップ。 トラクターをいじりたくて百姓に本腰を入れた トラクターかよ!と思ひました。機械が大好きらしいです。 イギリス製のトラクターのカタログ請求するときに、イギリスの会社に「Torakuta no katarogu wo okuttekudasai.」と書いて送った。そして、それでもカタログは無事に送られてきた イギリス人が頑張って読んでくれたんですかね。 雪の季節は農業の勉強。アイデアはノートに こういう人は、本当に努力家ですよね。 無農薬栽培が一筋縄でいかないことがわかったら、がぜんやる気が出た おいらなら一回失敗したらへこたれます。 自殺しようと思って山に登り、ローブを枝に投げたら失敗して、月明かりの下にリンゴ(ドングリ)の木を見つけた リンゴの木じゃなかったけど、植物全般に共通することを見つけることが出来た。 害虫の卵の隣にテントウムシの卵。害虫は先に半分だけ孵化して、次にテントウムシが孵化。残り半分の害虫が孵化。後で孵化した害虫は孵化したばかりのテントウムシに食べられてしまう。先に孵化した害虫は、その間に葉を食べて無事に生き延びる。 これはすごい。 害虫の顔はかわいい。草食だから温和な顔をしているらしい。害虫を食べてくれる虫の顔を見たら、恐ろしい顔。肉食だから。 なるほろー。 農業指導で、収穫が安定したら次はできるだけ値段を下げるようにとアドバイスしているらしい。無農薬栽培は手間もかかるし、収穫量も少なくなるので高くしたい気持ちはわかるが、それだと無農薬野菜は贅沢品のまま。無農薬でも農薬を使用した野菜と同じくらいの値段なら、みんな無農薬野菜を買ってくれるだろう。そうなれば、農家が無農薬について考えるようになる。 これも素晴らしい考え方。 努力と観察と勉強。すげーっす。って本だった。 投稿:2009-03-09 (月) 22:07:14
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